院長プロフィール
1979年
広島 修道高校卒業
高知医科大学医学部医学科入学
1985年
高知医科大学医学部医学科卒業
第79回医師国家試験合格
高知医科大学医学部産婦人科学教室入局
1988年
Miami大学医学部生化学教室と生殖医学教室へ留学し、排卵機構の研究および体外受精(IVF)の臨床とART Laboratoryのシステムを学ぶ
1989年
帰国し、高知医科大学医学部産婦人科助手として勤務
1990年
高知医科大学医学部産婦人科を辞職
Diamond Institute for Infertility, New Jersey, USA(ダイヤモンド不妊研究クリニック)へ留学
生殖補助医療のLaboratory Director(研究室主任)として勤務
EmbryologistとしてIVF,ICSI,TESE,のプログラムを管理する。
1995年
帰国し、広島HARTクリニックに勤務
副院長として年間約700程度のIVF, ICSI,TESEの症例を高橋院長と共に管理し、Scientific Directorとして、Laboratory Personnel(胚培養士)の指導、研究にも従事する。東京医科歯科大学、日本大学医学部、群馬大学医学部、etc…
ICSI Seminar(顕微授精セミナー)不妊治療講演会等の講演依頼、不妊症関係医学雑誌の執筆依頼、論文発表も積極的に行う。
1995年以降
広島HARTクリニックにおいて臨床に携わりながら、高知大学農学部の葛西教授より低温生物学の基礎を学び、それを採卵後2~3日目の分割胚のガラス化法、および胚盤胞のガラス化法に応用し、世界で一番多い臨床例を報告、発表している。その他、顕微受精法(ICSI)や胚盤胞移植やGnRHアンタゴニストに関する発表や依頼稿執筆もある。また日本受精着床学会では2002年と2003年に2年連続して、胚盤胞のガラス化法の臨床応用に関して発表し、世界体外受精会議記念賞の表彰と副賞を授与される。2005年にはアメリカ生殖内分泌学会(ASRM)ビデオセッションにて、「ガラス化法の技術」に関して作成したビデオが、優秀賞(Honorable Mention) となり、ASRMのビデオライブラリーに登録される。
2005年
執筆した科学論文が、High Citation Scoreであるため文部科学省から、High Citation Scoreになった背景の調査を受け、日本におけるResearchを推進するためのアンケートに対する返答を行う。
2006年
2006年は、3月中旬に、アメリカ・ラスベガスのSHER Instituteと卵のガラス化に関する共同研究、4月初めに中国・長沙で行われるASPIREの第1回Meetingで、招聘講演、6月に韓国Soulで環太平洋不妊会議で招聘講演、11月上旬には、世界産婦人科学会で招聘講演、香港体外受精20周年記念会議で招聘講演、9月の受精着床学会のシンポジウムで単一胚移植に関しての知見、11月の生殖医学会でガラス化に関するシンポジウムでシンポジストとしてガラス化法の臨床に関する講演を行う。
2009年
生殖医療関係の医学雑誌である「Human Reprodcution」より、日頃の論文のReview活動に対する貢献が認められ2008年のBest Reviewerとして表彰される。
10月より、Reproductive BioMedicine OnlineのEditorial Boradに加わる。
日本生殖医学会より、生殖医療専門医として認定される。(登録番号364)
2011年
院長に就任
不妊症治療に携わって得られる生き甲斐は、より良い治療法を習得しそれを難しい症例に用いて、赤ちゃん誕生という目標に到達する手助けができた瞬間であり、その経験が臨床医としての糧になっていると思います。不妊症の原因および治療法は千差万別であるため最終的には御夫婦が納得した治療法にて組むべきであり、その為の説明を充分行うよう心がけておりますので、いつでも御相談ください。