広島HARTクリニックの歴史

1990年

日本初の体外受精専門外来クリニックとして高橋産婦人科を中区大手町5丁目に開院

1992年

日本初の精子注入法(SUZI)による顕微授精児誕生
日本初の胚透明帯補助孵化法Assisted Hatching(AHA)法による児誕生

1993年

医療法人ハート 広島HARTクリニックと改名

1996年

向田医師がダイヤモンド不妊クリニック(USA、NY/NJ)から帰国 副院長に就任

1997年

日本初のガラス化胚盤胞(Vitrification)法による児誕生
日本初の胚盤胞移植法による児誕生
臨床データ解析ソフト「dbMagic」の導入

2001年

日本初のGnRHアンタゴニスト使用による児誕生

2003年

当時の院長高橋医師が中心となりJISART*設立(民間不妊治療施設の標準化組織)(*Japan Institutional Standarization of Assisted Reproductive Technology)

2004年

ISO9001:2000認証取得、その後も維持審査、更新審査を経て継続中

2005年

第61回アメリカ医療医学会(ASRM)ビデオ部門学会賞受賞(ガラス化胚盤胞技術)

2007年

臨床データ解析ソフト「Sarah Base」の導入

2008年

非配偶者間の体外受精を実施

2010年

バーコードシステム(A-BUSシステム:胚・卵子・精子・凍結胚の識別システム)の導入

2011年

向田医師、院長に就任。電子カルテシステム導入、日本生殖医学会、生殖医療専門医研修認定施設の施設認定を受ける

2013年

全症例、全ての卵子・胚で経時的胚観察「タイムラプスシステム」を導入

2015年

前院長高橋克彦医師から、現院長向田哲規医師に事業継承

2016年

PIEZO ICSI法(顕微授精システム)導入、紡錘体観察システム導入

2017年

広島駅前、蔦屋家電横のグランドクロスタワー(46F建て高層マンション3F)250坪ワンフロアに移転、職員40人体制で更にART医療(高度生殖補助医療)の充実を図る
@Linkインターネット診療予約システム、高解像度超音波検査システム(Voulson E10)の導入

2019年

新たにi-SAMを導入し、胚・卵子・精子・凍結胚識別システムと臨床データ解析システムを一元化、非常勤医師を含め5人の医師の診療体制に拡充

2020年

日本産科婦人科学会 着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)特別臨床研究施設に認定、日本IVF学会(全国規模の体外受精学会)を広島で主催
開院から現在まで4000児以上の挙児に貢献している不妊治療専門施設である

広島HARTクリニック品質方針

広島HARTクリニックは1990年に日本で初めて体外受精を外来診療で行う民間クリニックとして創設され、生殖補助医療(ART)の先駆けとなった。HARTは、Human Assisted Reproductive Technology(ヒト生殖補助医療技術)を表しており、開院以来、顕微授精、胚培養、胚の低温保存法のガラス化技術、ART医療安全管理システムなどの分野において有用な知見を発信し続けてきた。今後も世界最先端の不妊治療の提供とこの分野の発展に寄与することを目標とする医療機関である。

 クリニックの信念は、挙児を望むご夫婦に適切な情報と医療技術を提供し、満足できる結果を得ることである。そのため全てのスタッフは常に患者の要望・期待に適切に対応できるようにART医療に関連する知識、技術、安全対策の習得を心がけ、絶えず今よりも高いレベルを目指し努力することが期待されている。